Category Archives: 医療技術

開発したのは、消化器内科専門医の多田智裕
 
内視鏡AIによって、がんの見逃しをゼロにし、早期がんを
使うのは、ディープラーニング
AIにはあらかじめ胃がんか、胃がんではない映像を大量に与える
するとAIは、胃がんと胃がんではないモノに
どのような違いがあるかを学んでいく
 
重要なのは、AIに覚えさせるデータ作り
消化器内科医の専門医が膨大なデータから状態ごとに細かく分析し、
早期がん、早期がんⅠ型、早期がんⅡ型、進行がんⅠ型をはじめ、
胃がんと間違いやすいピロリ菌胃炎、胃びらん、ポリープ、
胃潰瘍など50種類に分類し、学習させた
画像の枚数が数万枚に達した時、AIは人間を超える能力を発揮し始めた
 
医師でも過半数が見落とす早期がんを正確にとらえることに成功
カメラの向きに惑わされず瞬時に識別し、
6ミリ以上の胃がんの有無を見分ける正解率は98.6%にも達している

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乳がんによる死亡者数は、20年で2倍近く増えている
新たに乳がんと診断される女性も20年で3倍近く増えている
食生活の欧米化が、乳がん発症に影響していると言われている
早期にステージ1で発見できれば生存率は約100%近い
 
乳がん検査に使用されるマンモグラフィーは、
乳房を挟むため痛みが伴う上、
X線撮影による被ばくを心配する人もいる
エコー検査は、撮影技師の技量によって、
がんを見落としてしまうデメリットがある
 
リリーメドテック:東志保が開発している乳がんの画像診断装置は、丸い穴の開いたベッド
 
うつぶせに寝て丸い穴に乳房を入れて超音波を使った画像診断を行う
このシステムは、従来のエコー検査を発展させたもの
エコー検査で使われるハンドヘルスエコーは、
小型の装置から超音波を出し、
その反射によって乳房の中を画像化し、診断する
しかし装置が小さく映像化される範囲が限られてしまう
 
東が開発した装置は、リング型
リングの中に乳房を入れると360度囲み、
乳房を全てを画像化できるようになった
従来のエコー検査では超音波が体内まで届くように専用のゼリーを塗っていた
新しい装置には、穴の下にお湯を張った水槽がある
水槽の中でリング型の超音波装置が上下に動き、
乳房を断面で1㎜単位に画像化する
痛みや被ばくの心配がなく、技師の技量に関係なく撮影ができる

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アメリカ国立衛生研究所:小林久隆が開発
特殊なたんぱく質と がん細胞にくっつく性質がある物質:IR700
このIR700に赤外線を当てると
化学反応を起こすことを世界で初めて発見した
 
開発した薬を体内に注射すると
IR700がタンパク質と共にがん細胞まで運ばれていく
そこに近赤外線の光を当てると
IR700が化学反応を起こし、がん細胞の膜に傷をつける
その傷からがん細胞の中に水が入り込み、
細胞が膨張、最終的に破裂して死滅する
近赤外線は、リモコンなどに使われているもので人体に影響がない
 
2015年からアメリカで治験が開始され、
頭頚部がん患者15人のうち14人に効果を発揮し、
そのうち7人のがんが消滅した
 
2018年3月、頭頚部がんの再発したケースのみだが
日本 国立がん研究センターで治験が始まる

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それは足を置く場所が、足で漕ぐペダルになっている車いす
足漕ぎ車いすに乗ると、足が動かない人も立てるほどに回復する
●原始的な歩行反射が蘇る
歩くときは脳からの指令が、脊髄の中枢神経を介し、足を動かしている
それとは別に片方の足が動けば、脊髄からの反射でもう片方の足が動く
足漕ぎ車いすは、このメカニズムを利用している
●足漕ぎ車いす
ペダルと座面の距離、座面の角度など反射が起きやすいように設計されている
製造しているのは、株式会社TESS(宮城県仙台市)
開発したのは、東北大学大学院医学系研究所 半田康延 教授

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これまで脳細胞は、一度死んだら再生しないと言われてきた
脳損傷や脳梗塞で傷ついてしまった脳内の細胞を再生させ、
言語や運動機能に生じた障害を改善させる生きた薬
再生細胞薬 SB623
開発したのは、日本のベンチャー サンバイオ
 
SB623は、人の細胞から作られている
骨髄液から取り出した幹細胞に特別な処置をして生み出す
 
SB623は、脳内に存在する幹細胞に栄養分を送り届ける
すると脳内の幹細胞は活性化し、
新しい血管や神経細胞となり脳を再生させる
 
2011年、人での臨床実験がスタンフォード大学病院で行われた
対象は、脳梗塞をおこして半年以上経った慢性期の患者18名
リハビリしても言語や運動機能が回復しなかった人たち
彼らの患部の周りに直接 SB623を投与して効果を確かめた
 
30歳のソニアさんは、右腕の麻痺と言語障害があったが、
翌日、動かなかった右腕が動くようになり、
その後 言語障害も回復した
 
18人中14人が明らかな回復を確認できた

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開発したのは、医学博士:谷徹 教授(滋賀医科大学)
切開と止血が同時にできるアクロサージ
名前の由来は、アクロポリス、
ギリシャ語で先進、最先端の意味
アクロサージは、最高の外科を意味する
 
その形態は、ピストル型のグリップ、シャフトの先の刃
メスというより小さなハサミのよう
糸は、もちろん紙も切ることができる
 
切ると刃先にマイクロ波が流れる
マイクロ波が血管のタンパク質の壁を接着剤のように切り口を塞ぐ
刃はマイクロ波の特性で100度くらいにしか
上がらないので患部を焦がすこともない

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開発したのは東北大学 金属材料研究所 千葉晶彦 教授
主な原料は、熱や摩擦に強いコバルト、硬くて腐食に強いクロム
体内に入れる医療機器である人工関節や
義歯用の素材として注目されている
 
これまでもコバルトとクロムの合金は、
医療機器の材料として使われてきたが、
金属アレルギーの問題は避けられなかった
原因は、合金に含まれるニッケル
金属の中でもアレルギーを引き起こしやすいことで知られている
ニッケルには粘りがあり混ぜると
合金の加工性が上がるため使用されている
 
窒素を利用したコバリオンは、
金属アレルギーの原因であるニッケルを使用していない

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開発を進めるのは、国立研究開発法人 農研機構
生物機能利用研究部門:高野誠
 
スギ花粉米とは、スギ花粉の一部を組み込んだ米
 
花粉症とは、花粉が体内に入った時に
花粉を危険な異物だと体が判断し、
追い出そうと過剰反応してしまうアレルギー症状
そのアレルギーを起こす成分を食べ物として
体内に摂りこむことで体が安全なものと認識するようになり、
アレルギー反応が起きにくい体質になる
 
すでに動物実験は成功し、
人が食べて効果を検証する段階に入っている
 
しかし食品ではなく医薬品として開発しているので、
スーパーではなく薬局に並ぶ可能性が高い

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1800年代に重力を利用して投与する点滴用の器具が生まれた
 
現在の吊るす点滴で課題となっているのは、
患者が動きづらいということ
100年以上続く吊るす点滴を変える
 
空間を真空に保つ真空バルブで
国内シェア60%の入江工研(川越市)
 
入江工研が考えたのは、
重力に代わって真空を使って投与する点滴
 
ポンプの中に真空の空間を作り、点滴バッグをセット
空気を送り込むと気圧の差でピストンが動く
その力で点滴を押し出す
 
まだ開発は続く

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●今ある髪の毛を元気にする毛髪再生治療
 
東京医科大学:坪井良治 教授の研究
 
後頭部から10本の毛を採取し、
毛髪の成長に重要な役割を果たす
毛根鞘細胞を100万個レベルに培養
 
薄毛の部分に移植することで
広い範囲に栄養が与えられ太く長い髪になるという
 
1度移植すると広い面積に長い期間有効となる
 
この技術は男性のみならず女性への効果が期待できる
 
資生堂と共同研究を続け、
5年後から6年後の実用化を目指している

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