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乳がんによる死亡者数は、20年で2倍近く増えている
新たに乳がんと診断される女性も20年で3倍近く増えている
食生活の欧米化が、乳がん発症に影響していると言われている
早期にステージ1で発見できれば生存率は約100%近い
 
乳がん検査に使用されるマンモグラフィーは、
乳房を挟むため痛みが伴う上、
X線撮影による被ばくを心配する人もいる
エコー検査は、撮影技師の技量によって、
がんを見落としてしまうデメリットがある
 
リリーメドテック:東志保が開発している乳がんの画像診断装置は、丸い穴の開いたベッド
 
うつぶせに寝て丸い穴に乳房を入れて超音波を使った画像診断を行う
このシステムは、従来のエコー検査を発展させたもの
エコー検査で使われるハンドヘルスエコーは、
小型の装置から超音波を出し、
その反射によって乳房の中を画像化し、診断する
しかし装置が小さく映像化される範囲が限られてしまう
 
東が開発した装置は、リング型
リングの中に乳房を入れると360度囲み、
乳房を全てを画像化できるようになった
従来のエコー検査では超音波が体内まで届くように専用のゼリーを塗っていた
新しい装置には、穴の下にお湯を張った水槽がある
水槽の中でリング型の超音波装置が上下に動き、
乳房を断面で1㎜単位に画像化する
痛みや被ばくの心配がなく、技師の技量に関係なく撮影ができる

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夢の扉+で紹介

筋肉からは様々な物質が分泌され、

体を守っている事が近年明らかになってきた

首都大学東京:藤井宣晴 教授は、筋肉研究のスペシャリスト

藤井いわく「筋肉は健康を生む源の臓器」だと言う

 

●筋肉から分泌される寿命を延ばすホルモン

藤井はホルモンを筋肉細胞から20種類も発見した

筋肉の常識を変えるほどの発見だった

藤井はその役割を突き止めようとしている

例えば、人は疲労やストレスなどによって体が錆びつき老化する

体の錆びを除去するホルモンが筋肉から分泌されていた

このホルモンをショウジョウバエに

投与したところ、寿命が25%も伸びた

筋肉から出るホルモンが人の寿命をも延ばすと考えている

 

●筋肉から分泌される物質の効果

筋肉が生み出す物質はホルモンだけではない

それらの物質で新薬を作ろうと世界中で研究が進められている

内閣府 最先端・次世代研究開発支援プログラムが開始した

・寿命が延びる

・大腸がん、乳がん、子宮がんなどの発症リスクが低下する

・アルツハイマー病、脳卒中、うつ病の予防

 

●血糖値を下げるAMPキナーゼ

血糖値が上昇すると糖尿病を引き起こし、

脳卒中や心筋梗塞になるリスクが高まる

藤井は血糖値を下げる物質を世界で初めて筋肉から発見した

・AMPキナーゼ

人間が行う様々な行動にAMPキナーゼは、

必要に応じて糖を分配する役割を担っている

糖の在庫が無くなった時、AMPキナーゼを活性化させると

血液から糖を調達、結果 血糖値を下げることを突き止めた

90年前に発見されたインスリンに次ぐ大発見

今、AMPキナーゼを活性化させる新薬の開発を進めている

 

●AMPキナーゼを活性化させる運動

少し速めのジョギングを10分で活性化される

運動が苦手な人は、汗が出るか出ないかのスピードで30分、

スローなジョギングをすると同じ効果が期待できる

寝た状態で、ダンベルを上下させる程度の運動でも効果が認められた

●筋肉量が減った男性は維持した人に比べ、病気による死亡率が2倍に

特に呼吸器疾患による死亡率は2.6倍も高かった

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