海洋技術」カテゴリーアーカイブ

●大規模沖合いけす
それは、通常の3倍以上のサイズの縦横30m
これまでの養殖とは違い、湾の外 沖合に設置される
天然に近い環境でより美味しい魚に育てる
 
大型いけすが沈められるのは、水深15m
波や赤潮の影響を受けにくい
さらに天然のブリが暮らす深さと同じ
水上に浮かせるときは、タンクに空気を送る
稚魚をいけすに入れると、魚が逃げないように網で蓋をする
空気を抜けば、ゆっくりと水深15mの位置まで沈んでいく
 
実証実験には、近畿大学 農学部水産学科も参加
1.5キロのブリの稚魚を1年で5キロまで成長させる
一部の稚魚にセンサーを付け、行動を記録
湾内のいけすと沖合の大型いけすの成長の違いを調査する
 
●自動エサやりシステム
海上にエサ貯蔵施設を造り、
タンクから圧縮空気で送り出され、
海底の配管を通って、いけすに送られる
タブレット端末でエサを上げたり、その状況を確認できる
海の状態が荒れても、陸上からエサを与えることができる

(228)

スポンサード リンク

海洋全体の研究と技術開発を行っている海洋研究開発機構(JAMSTEC)

全く新しい地震観測法を開発研究する高橋成実、鈴木健介

 

地震・津波観測監視システム:DONET

 

●深海から地震の前兆を掴むDONET

 

これまで陸上の行われてきた地震観測に対し、

海底の断層に直接 地震計や津波計を設置

地殻変動の察知を10数秒早く出す事が可能となる

 

南海トラフ地震の観測、予測のため

地震計、歪計、温度計などを備えた地震・津波観測システムを

紀伊半島沖の海底に設置しようとしている

(283)

スポンサード リンク