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開発したのは、消化器内科専門医の多田智裕
 
内視鏡AIによって、がんの見逃しをゼロにし、早期がんを
使うのは、ディープラーニング
AIにはあらかじめ胃がんか、胃がんではない映像を大量に与える
するとAIは、胃がんと胃がんではないモノに
どのような違いがあるかを学んでいく
 
重要なのは、AIに覚えさせるデータ作り
消化器内科医の専門医が膨大なデータから状態ごとに細かく分析し、
早期がん、早期がんⅠ型、早期がんⅡ型、進行がんⅠ型をはじめ、
胃がんと間違いやすいピロリ菌胃炎、胃びらん、ポリープ、
胃潰瘍など50種類に分類し、学習させた
画像の枚数が数万枚に達した時、AIは人間を超える能力を発揮し始めた
 
医師でも過半数が見落とす早期がんを正確にとらえることに成功
カメラの向きに惑わされず瞬時に識別し、
6ミリ以上の胃がんの有無を見分ける正解率は98.6%にも達している

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夢の扉+で紹介

 

●手ブレしない空気圧駆動を用いた外科手術支援ロボット

それは腹腔鏡手術の支援ロボット

ロボットは医師の手に合わせて動き、手術をサポートする

開発するのは東京医科歯科大学:川嶋健嗣 工学博士 手ブレを防ぐことで、より安全で正確な作業が可能となる

手の動きとロボットの動きの比率を自在に調節することできる

 

●触覚を持たせる空気シリンダー

アメリカが開発した手術ロボット:ダ・ヴィンチには、

触覚が無いので臓器の硬さが分からない

川嶋のロボットアームは電気ではなく空気で動くシリンダー

空気を右から入れると引っ込み、

左から入れると押し出し、力を伝えている

外部からの力も同様に伝えられるので、

医師の手に触覚が伝えられる

 

さらに執刀医の鉗子操作を妨げることなく、

頭部の動作で直感的に執刀医が内視鏡を操作できるシステムも開発した

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●痛くないレーザー治療を実現した中空光ファイバー

 

松浦祐司 教授(東北大学)が開発したのが

中空光ファイバーを用いたレーザー伝送システム

直径1㎜以下のガラスチューブの内側に金属や樹脂の薄膜を形成

光はチューブの内面で反射を繰り返しながら、内部の空洞部分を伝搬する

 

普通のガラスファイバーでは伝送できない赤外・紫外などの強力な医療用レーザーを通す事が出来る中空洞の光ファイバー

 

その光ファイバーを利用して作られたのが

虫歯を治療するレーザー治療器

「Erwin AdvErL Evo」

歯の表層にのみ反応し熱が発生しないため、

痛みが非常に少ない

 

この用途を広げ、内視鏡やカテーテルなどへの応用ができ、胃や腸のレーザー治療が容易となる

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