土木技術」カテゴリーアーカイブ

真夏に開催される五輪、東京の最高気温は、
この時期 平均30℃を超すため
行動で競うマラソンは、ランナーや観客の
暑さへの負担を軽減するための対策が求められている
 
道路舗装の最大手 株式会社NIPPO(さいたま市)は、
特殊な塗料を開発した
 
塗料の中に含まれる中空セラミック微粒子が、
熱の発生源となる赤外線を弾くことで
温度の上昇を大幅に抑えることができる
これは日本が世界に先駆けて開発した技術
塗装することで10℃以上 温度が下がる
 
国交省はマラソンコースとなる全ての道路を特殊塗料に切り替える予定

(316)

スポンサード リンク

●絶対に壊れない堤防をつくる技研製作所:北村精男

2015年2月11日、京都駅前の自動機械式の地下駐輪場が竣工

請け負ったのは技研製作所

地下には大きな円柱形の地下の空間が広がっている

その地下空間の壁は、一本一本の杭

画期的な方法で長い杭を正確に打つ技術を開発

入れた杭をそのまま壁にする事に成功した

 

杭打ちには、叩いたり押したり、いくつかの方法があるが、

いずれにせよ巨大な力が必要となる

技研製作所が開発した杭打ち機が、サイレントパイラー

3mもない小さな機械で、長い杭を打ち込む

その名の通り、静かに杭は地中へと入り、最大60mまで杭を打ち込んだ

 

杭を打ち込もうとすると地面の抵抗で機械自体が浮き上がってしまう

そこで北村はあらかじめ打ち込んだ杭を利用した

地中の圧力で抜けにくい状態の杭を掴むことで

小さくても地面の抵抗に負けずに打ち込める

 

一般的な堤防は地中に深く埋められてはおらず、その重さで固定されている

一方、北村が考えたのは、

深い地表まで杭を打ち込み巨大津波の威力に負けない堤防

津波シミュレーターを作ってまで、その強さを実証した

(390)

スポンサード リンク