開発したのは、理化学研究所
AQUAJOINT(アクアジョイント)は、成分の約90%以上が水
個体の水は氷だが、アクアジョイントは常温で固体を維持する
作り方は、2種類の水溶液を混合し、成型して、室温で放置するだけ
●火に強い
普通のプラスチックよりも火に強い
燃えてもほとんどが水なので有害な物質を出さない
●将来性
食品トレイなど使い捨てのプラスチック製品の代わりになると期待されている
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カニ殻から抽出する新素材:キチンナノファイバー
鳥取大学:伊福伸介 准教授の研究
キチンとは、カニやエビの甲殻類の外皮を構成する主成分
それを繊維の状態で取り出すことに成功した
その繊維は、毛髪の1/1万分
カニ殻に含まれるカルシウム、タンパク質、
色素を3日程度かけて除去する
すると繊維状のキチンだけになり、カニ殻は真っ白になる
それを水と一緒にキチンを粉砕したのが、キチンナノファイバー
肌に塗るだけで極細繊維の保護膜で皮膚の水分の蒸発を防ぐ
効果を測る実験では保湿力が、4.5%も上がっていた
メーカーと開発を進め、保湿液を開発
「素肌しずく うるおいミルク」
●カニ殻から抽出するキチンナノファイバー
シート状にした真っ白なキチンナノファイバーを
樹脂の原液に浸すと透明になる
鋼鉄並みに硬く、熱にも強いのが特徴
透明にすればスマホ画面にも応用できる
お金を払って廃棄していたカニ殻でお金を生み出す
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●電気を通すセメダイン
開発は、接着剤メーカーのセメダイン
第2回ウェアラブEXPOに
無数のLEDライトが輝く着物を出店した
LEDライトの周辺に塗られた銀色の接着剤が、
電気を通す回路の役割を果たしている
少々動いても剥がれることはない
既成の接着剤に銀などを混ぜて製造した
従来の電子回路は熱で焼き付けて作るが、
これは塗るだけで明かりをつけることができる
ペットボトルなどに使われるペット樹脂のフィルムは、
価格は安いものの熱に弱く電子回路には向いていない
そんな素材もこの接着剤を使えば、用途が拡大する
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