ワールドビジネスサテライトで紹介
●極小ビーズで肝臓がんを治療する肝動脈化学塞栓療法
カテーテルを足の付け根の血管に挿入し、肝臓に通していく
カテーテルの先端から造影剤を注入し、がんと血管を映し出す
そして使うのは2014年に保険適用されたばかりのビーズ
直径100~700マイクロメートルの樹脂の粒
ビーズが入った瓶に、抗がん剤:エピルビシンを注入
機械で振動を与え、ビーズに抗がん剤を染み込ませる
ビーズが入った注射器をカテーテルに取り付け、肝臓に流し込んでいく
肝臓がんは主に肝動脈から栄養や酸素が供給される
肝動脈に挿入したカテーテルの先端から
抗がん剤を染み込ませたビーズを注入し、
がんに栄養を与えている血管を塞ぐ
がんへの栄養を遮断し、兵糧攻めにする
さらにビーズから抗がん剤が染み出し、がんを攻撃する
こうしてがんを効果的に死滅させる
治療費は3割負担で20~30万円
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