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●たった一滴の尿からがんを識別する線虫

 

九州大学 広津崇亮 助教授の研究

健康な人の尿とがん患者の尿を垂らし、

その真ん中に線虫、およそ100匹を置くと

がん患者の尿に寄っていくことを発見

 

これにより尿を提出するだけで早期がんが発見でき、

がん検診に対する敷居が低くなった

 

線虫と腫瘍マーカーの比較では、

腫瘍マーカーが25%に対し、

線虫は95.8%と高い精度を反応を示した

 

線虫とは、1ミリ程度の細長い糸状の生物

 

線虫は好きな匂いに寄り、嫌いな匂いから逃げる行動をとる

がん細胞には線虫が好む独特の匂いがあり、それに吸い寄せられる

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●ゴミを原子レベルで分解し消し去る水プラズマ

 

九州大学大学院 工学博士:渡辺隆行の開発

 

●水プラズマ

水100ccと電子レンジが消費するほどの電力で作り出すプラズマ

電気を通し雷のような放電を起こす

そこに水を送り込むと、原子核と電子までバラバラに分解

その状態をプラズマという

水から作るプラズマの温度は10000℃以上

鉄がプラズマに触れると原子レベルでバラバラに分解され、

一部は酸素と結びつき空気中に拡散し、消し去ってしまう

 

●ゴミ処理

日本国内で出る産業廃棄物と一般ごみの量は、年間4億2千万トン以上

中には処理が困難な有害物質もある

渡辺はプラズマで、この問題の解決を目指している

ゴミを消し去ると同時に水素が発生する、渡辺は

それを回収しエネルギーとして利用する構想している

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