●痛くないレーザー治療を実現した中空光ファイバー
松浦祐司 教授(東北大学)が開発したのが
中空光ファイバーを用いたレーザー伝送システム
直径1㎜以下のガラスチューブの内側に金属や樹脂の薄膜を形成
光はチューブの内面で反射を繰り返しながら、内部の空洞部分を伝搬する
普通のガラスファイバーでは伝送できない赤外・紫外などの強力な医療用レーザーを通す事が出来る中空洞の光ファイバー
その光ファイバーを利用して作られたのが
虫歯を治療するレーザー治療器
「Erwin AdvErL Evo」
歯の表層にのみ反応し熱が発生しないため、
痛みが非常に少ない
この用途を広げ、内視鏡やカテーテルなどへの応用ができ、胃や腸のレーザー治療が容易となる
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