東北大学」タグアーカイブ

●痛くないレーザー治療を実現した中空光ファイバー

 

松浦祐司 教授(東北大学)が開発したのが

中空光ファイバーを用いたレーザー伝送システム

直径1㎜以下のガラスチューブの内側に金属や樹脂の薄膜を形成

光はチューブの内面で反射を繰り返しながら、内部の空洞部分を伝搬する

 

普通のガラスファイバーでは伝送できない赤外・紫外などの強力な医療用レーザーを通す事が出来る中空洞の光ファイバー

 

その光ファイバーを利用して作られたのが

虫歯を治療するレーザー治療器

「Erwin AdvErL Evo」

歯の表層にのみ反応し熱が発生しないため、

痛みが非常に少ない

 

この用途を広げ、内視鏡やカテーテルなどへの応用ができ、胃や腸のレーザー治療が容易となる

(279)

スポンサード リンク

一見 普通のメガネだが、

その中には三点式の眼球運動を測るセンサー、

頭の動きを測る加速度センサーが内蔵されている

 

 

このメガネをかける事で何を考えているか?ストレスがどの程度あるか?

体がどう動いているか?などモニターする事が出来る

 

川島隆太 教授(東北大学 加齢医学研究所)とJINSが共同開発

 

本人の感覚とは別に隠された疲れや眠気も見抜くため、

眠くなることが許されないドライバーやパイロットに最適

 

さらに目の動きを検知する事でスマートフォンを操作する事や

体の軸の動きを計測する事が出来る

初期の認知症や精神病は、体のバランスが崩れる症状が表れる

このメガネをかける事で早期の診断治療に役立てる事も可能だという

(382)

●人々の共感を表示化する超小型近赤外分光装置

 

開発したのは川島隆太 教授(東北大学 加齢医学研究所)

 

額と後頭部を挟むように取り付ける超小型近赤外分光装置

 

額の方から照射された赤外分光が脳の中を通り、

2つの検出器の中に入り、脳内の血液量を測定する事が出来る

 

人が何かを感じた時に脳がどのように働くか?が分かるという

付けた人が何について共感しているか?共感していないか?が判定できる

 

複数人を同時に使う事ができ、

一緒に脳を使っているか?共感しているか?が測れる

マトリックスに表示された共感度は色でシンクロ率が分けられている

 

広告やスピーチなどのマーケティング業界で重宝されることだろう

 

(235)

スポンサード リンク