ゲートタワーIGTクリニックに訪れる患者の多くは、
手術や放射線など治療はできないと言われた末期のがん患者ばかり
ゲートタワーIGTクリニック:堀信一が行うのは、動脈塞栓術
がん細胞は栄養を摂るために新しい血管を作らせている
その栄養を送る血管を塞ぐことで がんを弱らせ死滅させる
●がんを兵糧攻めして死滅させる動脈塞栓術
CTスキャンと血管造影機で患部の3D画像を作成
がんに栄養を運ぶ動脈を割り出す
脚の付け根の動脈から細くしなやかな管:マイクロカテーテルを挿入
血管の中をたどって患部に到達させる
血管の内側には痛みを感じる神経がないため全身麻酔が必要ない
注射器をカテーテルにあてがい、抗がん剤を注入し患部に流し込む
抗がん剤に含まれる小さな粒子が血管を塞ぐ
これで栄養を送る血管は断ち切られ、がんは弱っていく
抗がん剤が全身に広がることはない
脳腫瘍、白血病、眼腫瘍などは治療できない
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