●海底に5700キロものケーブルを張り巡らせる地震津波観測網
防災科学技術研究所:金沢敏彦は、
東日本大震災の18分前に予期したデータを活かせなかった
●日本海溝海底地震津波観測網:S-net
緊急地震速報を今より最大30秒早く知らせるシステム
5700キロものケーブルには筒状の物体がつながれている
上下動、水平動の地震計が地震を感知、
周辺の水圧の変化で津波の高さを計測する水圧計が搭載されている
これまで多くの地震の震源になってきた日本海溝に
総延長5700キロの光ケーブルと150の観測装置を設置
最も深いところで水深7800m
ケーブルは青森 千葉間の5つの陸上局に繋がれ、
データは24時間リアルタイムで気象庁と防災科学技術研究所に届く
総予算324億円の一大国家プロジェクト
●メンテナンスせず何十年も使えるシステム
万一の故障に備え、一つの装置に地震計は4つ、水圧計2つを搭載
センサーが故障しても他のセンサーのデータを使い、
地震と津波の情報を正しく測れるよう信頼性を確保
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