夢の扉+で紹介
●針が無い注射:インジェクションバブルメス
針の無いスポイトのような注射器
1/1000mmの泡を発射しさせ、
皮膚に小さな穴をあけ、薬剤を注入する
インジェクションバブルメスという
開発するのは芝浦工業大学 准教授:山西陽子
先についた電極が薬剤の中で
電気分解を起こし、小さな泡を発生させる
一般的な注射針は直径0.5㎜、
インジェクションバブルメスがあける穴は、0.06㎜しかない
元々は電気メスの小型化を目指していた
それを細胞に穴をあけられるくらい
小さくできれば先端医療にも貢献できる
3年後、メスの先端が吹き飛ぶというアクシデントが起きた
何が起きたのか?確認すると小さな泡が先端を破壊し、
泡は細胞に穴をあけていた
この偶然の発見がキッカケだった
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