カニ殻から抽出する新素材:キチンナノファイバー
鳥取大学:伊福伸介 准教授の研究
キチンとは、カニやエビの甲殻類の外皮を構成する主成分
それを繊維の状態で取り出すことに成功した
その繊維は、毛髪の1/1万分
カニ殻に含まれるカルシウム、タンパク質、
色素を3日程度かけて除去する
すると繊維状のキチンだけになり、カニ殻は真っ白になる
それを水と一緒にキチンを粉砕したのが、キチンナノファイバー
肌に塗るだけで極細繊維の保護膜で皮膚の水分の蒸発を防ぐ
効果を測る実験では保湿力が、4.5%も上がっていた
メーカーと開発を進め、保湿液を開発
「素肌しずく うるおいミルク」
●カニ殻から抽出するキチンナノファイバー
シート状にした真っ白なキチンナノファイバーを
樹脂の原液に浸すと透明になる
鋼鉄並みに硬く、熱にも強いのが特徴
透明にすればスマホ画面にも応用できる
お金を払って廃棄していたカニ殻でお金を生み出す
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