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従来のコンクリートには中に鉄筋が入っており、
塩害による錆を防ぐため厚みが必要だった
 
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HPC(ハイブリット・プレストレスト・コンクリート)
強度を保ちつつ薄く加工ができるコンクリート
 
鉄筋の代わりに炭素繊維を使用しているので
錆びることなく薄く作ることが可能になった
さらに中に繊維が入っているので
コンクリートが崩れても剥落しない
 
従来のコンクリートに加重をかけるとヒビが入ってしまう
HPCに加重をかけると同様にヒビが入るが、
線維と炭素繊維のおかげで形が戻る
 
HPC沖縄
〒904-2203 沖縄県うるま市字川崎468−208
電話:098-989-5240
 
開発した阿波根昌樹さんによると、
コンクリートが金属に近づき使い勝手が広がるという

(2209)

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コンクリート表面が透けて見える耐震補強コーティング工法
 
・エムビーエス:山口県宇部市
 
●スケルトン(SKELETON)工法
イギリスのメーカーに特注した特殊な樹脂を塗る
ガラス繊維を編んだシートを乗せる
この繊維が樹脂と一体となって強度を上げる
樹脂が染み込むことで光が屈折しなくなるため透明になる
 
●透明にするメリット
施工後の微細なヒビも確認できるのでメンテナンスしやすい
従来の工法は補修した後は、綺麗に塗装し直して
補修痕を隠すのが業界の常識だった
 
笹子トンネル崩落事故では、天井の劣化を
点検で察知できなかったのが原因のひとつだった
スケルトン工法だと過去に補修した痕が、
そのまま見えるため同じ個所で劣化が進むと一目で分かる
 
このスケルトン工法を、いち早く採用したのが、
西日本高速道路

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