冷凍した肉や魚は、ドリップによって味が落ちてしまう
葉物野菜は食感が悪くなるのが当たり前
●不凍多糖を使用した凍らせない冷凍技術
氷点下でも食品を凍らせずに美味しさをそのまま残す
開発したのは関西大学 化学生命工学部 河原秀久 教授 冷凍すると食材の中にある水分が凍る
次第に氷の結晶が大きくなり食材の組織を破壊してしまう
解凍しても壊れた組織が戻らないため、
その隙間から水分と旨みが流れてしまう
これが食感を悪くし、味を落とす原因 アラスカに棲息するアラスカ甲虫は、
キシロマンナン資質という凍らない物質を持っている
河原はこの物質と似た化合物をエノキタケから探し出した
エノキタケから抽出した天然物質
味も匂いもなく安心安全、河原は不凍多糖と命名した
河原は現在 凍らせない冷凍の研究を進めている
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