●おが屑から作るダイエット食品
静岡理工科大学:志村忠夫 教授は、
おが屑を食べられる状態に加工する技術を開発した
木は主に、セルロース、ヘミセルロース、
リグニンという3つの成分でできている
そのうち苦み成分が含まれるヘミセルロース、
リグニンを取り除いて、
良質な食物繊維:セルロースだけを抽出する
おが屑をミルミキサーで細かく粉砕し、ふるいにかける
さらにもう一度ミルミキサーで粉砕し、ふるいにかける
細かくしたおが屑を煮ると、苦み成分は灰汁になる
5分ほど煮沸したら濾す、それを3回繰り返すと
セルロースだけが抽出できる
1日天日干しをすると細かなパウダーに
人間の体はセルロースを吸収しにくいので栄養にはならない
その特徴を生かしダイエット食品をめざし研究を重ねている
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