電子情報通信技術」カテゴリーアーカイブ

夢の扉+で紹介

●訛りも聞き取る音声翻訳システム

開発したのは、隅田英一郎(情報通信研究機構 工学博士)

 

難しい日本語も、わずか3秒で正確に翻訳する

 

翻訳技術のヒミツは会話を聞き取る力

同じ言葉だが、関東と関西ではイントネーションが違う

 

20年かけて膨大な人数の声のデータを巨大なコンピュータに蓄積

インターネットを介し、照らし合わせる事で

かつてないスピーディーな翻訳を可能にしている

 

英語にとどまらず、スペイン語、中国語、アラビア語など27言語に対応

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夢の扉+で紹介

●行列が無くなる顔パス認証システム

ユニバーサル・スタジオ・ジャパで使われている顔パス

年間パス利用者は、チケットを持たずに入場する

事前登録した顔をコンピュータが見分けている

現在の技術だとカメラの前に立ち止まらないといけない

 

NECの開発現場では更なる進化を遂げようとしている

年齢がバラバラの男女20名

一斉に向かって来る彼らの中から登録した一人の男性だけを見つけだし、

瞬時に顔パスが出来るという

横を向いていても、前後から人が交差しても、認識ができる

 

この技術が確率すれば顔パス入場だけでなく、迷子探しにも役立つ

 

人間の脳は顔の中で目や鼻などの骨格に近い変わらない部分を捉えている

年齢や体型が変わっても変化しにくい特徴

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夢の扉+で紹介

●生中継を好きな視点から観戦する自由視点映像

これまでのスポーツ中継はカメラマンが決めた視点からしか見えない

スター選手が好きな人はいいが、マニアックな選手が好きな人は不満

 

棒を操作するだけで自由に視点を変えられる

棒の動きを3次元センサーで感知

自分の自由な視点で試合を観戦できる

 

開発したのは筑波大学の北原格 准教授

スポーツ中継を変えたいと15年前から自由視点映像を研究

 

北原が徹底してこだわってきたのは、生中継

映像をコンピュータが計算しやすいようシンプルな平面で捉える

データを軽くすることで映像は瞬時に解析され、生放送が可能になる

しかしこれまでのシステムでは映像の画質に不満があった

そこでより解像度の高いカメラを導入

15年間 積み上げたノウハウをつぎ込み、

より新しく美しい映像を確立しようとしている

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ワールドビジネスサテライトで紹介

今までになかった人工知能を開発しているベンチャー企業

・SOINN株式会社

准教授でもある長谷川 修 社長(東京工業大学)が開発しているのは、

人工知能ならぬ人工脳 SOINN

 

それは自己増殖型ニューラルネットワーク

インターネットから集めてきた情報に基づいて

その場で学習し、その情報を自ら活用する人工脳

 

例えば、招き猫を知らない状態で

招き猫の画像を見せて「これは何か?」と問うと間違った回答をする

そこで招き猫と入力するとインターネット上から

招き猫の画像を自分で検索し、招き猫とは何か?を覚える

すると次に別の招き猫の画像を見せた時は、「招き猫」と答える

 

またボールを掴むCGのロボットの動きを

腕の長さが違うロボットに覚えさせようとすると

腕の長さが違うのでボールを掴むことはできない

そのロボットにSOINNを取り込むと、腕の長さが違う事を認識し、

どのくらいズレているのかを判断し、誤作動を自ら正し、

1回でボールを掴むことができる

SOINNが組み込まれたロボットに経験させ、

その知識をクラウドサーバにアップすると

別のロボットが同じ作業をする時、その知識を活用する

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