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●二酸化硫黄を可視化して火山の状態を確認
火山ガス研究のエキスパート
東京大学 理学系研究所:森 俊哉 准教授
森は火山の活動を捉える火山ガスを世界で初めて可視化させた
火口付近で目で見える白い噴煙のほとんどは水蒸気
一方、二酸化硫黄は無色透明
これまで目が確認することはできなかった
森の装置では、二酸化硫黄を赤く表示することに成功
●火山の噴火は大きく3種類の分けられる
地下のマグマが上昇し火口から噴き出すマグマ噴火
地下のマグマが地下水を熱し、沸騰した水蒸気が噴き出す水蒸気噴火
そしてマグマも水蒸気も一緒に噴き出すマグマ水蒸気噴火
森はこれらの噴火と二酸化硫黄の因果関係を研究している
●二酸化硫黄の可視化観測装置
紫外線を使って二酸化硫黄の波長だけを検出
観測装置のついた車で噴煙の下を通過して、その範囲の二酸化硫黄の量を測る
それを何度も測り、風速も考慮したうえで
火山から噴出している二酸化硫黄の量をはじき出す
これまでの定点観測よりも噴煙に近づける分、より精度が増す
●将来
将来、スマホで天気予報を調べるように、
二酸化硫黄の量から噴火の可能性など、火山の状態を確認できるように

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ワールドビジネスサテライトで紹介

●赤外線や紫外線でも発電する人工水晶を用いた新型光発電素子

開発したのは、IFTL-Solar

普通、太陽光で発電させるためには500ルックス必要だが、

新型パネルは薄暗い20ルックスの室内でも

LEDのランプを点灯させる事が出来る

 

その理由は、発電する光の種類

光には目に見える可視光線と目に見えない赤外線や紫外線がある

従来の太陽光パネルは主に可視光線で発電しているのだが、

新型パネルは赤外線や紫外線でも発電できる

 

パネルには人工水晶を細かく砕いた粉末が入っている

人工水晶の粉末が

目に見えない赤外線や紫外線を集めて電気に変換している

しかし太陽のような強い可視光線では、

従来のシリコン太陽電池の方が発電量が高い

現在、スマホの裏側にパネルを付け室内で充電させるものを開発中

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