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●おかずを部分的に温められる電子レンジ

 

上智大学 理工学部:堀越智 准教授が開発

 

半導体発振機を利用したマイクロ波発生器を使用

複数の発生器でマイクロ波の波形を

調整する位相制御で温める場所を変える

 

電子レンジの中に付けたカメラで温めた部分を確認し、

温めたい部分だけにマイクロ波を当てている

 

課題は精度

ピンポイントで正確に温めるにはさらに研究が必要

2020年の製品化を目指している

 

これで漬物とサラダが温められなく済むかもしれない

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ワールドビジネスサテライトで紹介

 

電力を制御するスイッチの役割を持つパワー半導体

開発したのは、早稲田大学 基幹理工学部 川原田洋 教授

 

3ミリ四方の基盤上に144個のパワー半導体が並ぶ

そのパワー半導体1個が絶える電圧は、1600ボルト

現在 主流のシリコンを使った半導体と比べると50倍以上の性能

 

高い電圧と電流が流れると熱が発生する

熱を逃がす性能が高い人工ダイヤモンドを使用している

 

これが実用化できれば、電力を効率よく使え、

省エネ性能を格段に高める事が出来ると期待されている

 

川原田氏いわく「ハイブリットカーや電気自動車など500ボルトの高電圧でモーターを回す駆動系、動力系に使いたい」

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大腸菌が持つ4700の遺伝子のうち、

4300の遺伝子の役割が解明されてきた

 

それにより遺伝子組み換えした大腸菌を増殖ささせて、

任意の物質を大量に作れるようになった

 

●大腸菌を改良しペットボトルから没食子酸を生み出す

 

開発するのはバイオベンチャー:ジナリス

没食子酸とは、植物由来の薬品で液晶テレビなどに使う

半導体製造に欠かせない高価な薬品

 

それを石油由来のペットボトルのゴミから大腸菌を活用し作り出す

ペットボトルを食べる遺伝子を微生物から取出し、大腸菌に組み込む

その大腸菌を増殖させ、大腸菌にペットボトルを食べさせる

するとペットボトルが生物変換を起こし、没食子酸を生み出す

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