東京大学大学院:牧野泰才が開発
装置に紙風船を置くと映像を通して隣の装置に映し出される
映像の紙風船を突くと本物の紙風船が落ちる
さらに離れた場所で手と手が触れ合う感覚も得られる
●原理は超音波
装置には市販の超音波のスピーカーが1000個
企業と協業で研究を重ねてきた 将来的に離れて暮らす祖父と孫、遠距離恋愛中のカップルなど
実際に会うことができない関係を埋めることができるようになる
(296)
東京大学大学院:牧野泰才が開発
装置に紙風船を置くと映像を通して隣の装置に映し出される
映像の紙風船を突くと本物の紙風船が落ちる
さらに離れた場所で手と手が触れ合う感覚も得られる
●原理は超音波
装置には市販の超音波のスピーカーが1000個
企業と協業で研究を重ねてきた 将来的に離れて暮らす祖父と孫、遠距離恋愛中のカップルなど
実際に会うことができない関係を埋めることができるようになる
(296)
音響技術を使ったコンクリート建造物の検査システム
「コンクリート音響探傷システム」
開発したのは東芝
例えば、トンネルなどの老朽検査
従来は職人が金づちで叩いた音で確認していた
新しい検査システムは、
スピーカーから出る音を検査部分に当て、
その音をレーザー測定器で受けて解析、
コンクリートの空洞や異物混入の状況などを、
離れた場所から検査できる
老朽化した部分は赤で表示されるため、
熟練した職人でなくても老朽化した部分が判断できる
(180)
●空間の限られた範囲にだけ音を届ける事ができる超音波スピーカー
立命館大学 音情報処理研究室の研究
150に及ぶ小さなスピーカーひとつひとつが超音波を出すことで
空間の限られた範囲にだけ音を届ける事ができる
複数の超音波信号を発し、
それらが1点に混ざり合ったところだけに音が発生する技術
音は高すぎると聞こえないようになるが
超音波と超音波を重ねると
2つの超音波が打ち消しあって音が低くなる
それを差音と言い、結果 音が聞こえるようになる
リビングでそれぞれ違った音を1つの部屋で楽しめるようになる
(282)
●撃たれる感覚が体験できる振動
NTTコミュニケーション:渡邊淳司が研究しているのは、
何かが体を突き抜けるような気がする振動
お腹に巻くベルトの中には、
お腹と背中に当たる位置にスピーカーが付けられている
2つのスピーカーにわずかな時間差で
振動を送ることで何かが体を貫通したように感じる
普通に叩くと振動は横に広がってしまう
スピーカーの周りをうまく囲むことで
振動を縦に体に送り込む
映画やゲームにより臨場感を出すアイテムとして研究が続いている
(228)