電子情報通信技術」カテゴリーアーカイブ

開発したのは、島影圭佑
メガネの真ん中にカメラがついている
横にあるボタンを押すと視線の先にあるモノを撮影する
撮影された画像は、ネット経由でクラウドに送られる
文字を検出し、テキストデータに変換し、メガネが読み上げる
手書きの文字でも難なく認識する
さらに翻訳ボタンを押すと英語⇔日本語に変換して読んでくれる

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●プラズマで妖精を描くFairy Lights in Femtoseconds

 

作家:落合信彦の息子で、メディアアーティスト:落合陽一が開発

 

 

焦光点:100ナノメートル単位でレンズやレーザーを配置

 

装置を起動すると空中に様々な形のプラズマが発光

集中照射されたレーザーの強力な電場によって

空気を電離させて発光させている

 

レーザーを制御すれば思い通りの絵を描くことも可能

 

そこには光の輝点が浮いており、触ると実際に触覚を感じる

将来 スイッチや触覚ディスプレイに応用されるかもしれない

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東京大学大学院:牧野泰才が開発

 

 

装置に紙風船を置くと映像を通して隣の装置に映し出される

映像の紙風船を突くと本物の紙風船が落ちる

さらに離れた場所で手と手が触れ合う感覚も得られる

 

●原理は超音波

装置には市販の超音波のスピーカーが1000個

企業と協業で研究を重ねてきた 将来的に離れて暮らす祖父と孫、遠距離恋愛中のカップルなど

実際に会うことができない関係を埋めることができるようになる

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●空間の限られた範囲にだけ音を届ける事ができる超音波スピーカー

 

立命館大学 音情報処理研究室の研究

 

150に及ぶ小さなスピーカーひとつひとつが超音波を出すことで

空間の限られた範囲にだけ音を届ける事ができる

 

複数の超音波信号を発し、

それらが1点に混ざり合ったところだけに音が発生する技術

 

音は高すぎると聞こえないようになるが

超音波と超音波を重ねると

2つの超音波が打ち消しあって音が低くなる

それを差音と言い、結果 音が聞こえるようになる

 

リビングでそれぞれ違った音を1つの部屋で楽しめるようになる

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●撃たれる感覚が体験できる振動

 

NTTコミュニケーション:渡邊淳司が研究しているのは、

何かが体を突き抜けるような気がする振動

 

お腹に巻くベルトの中には、

お腹と背中に当たる位置にスピーカーが付けられている

 

2つのスピーカーにわずかな時間差で

振動を送ることで何かが体を貫通したように感じる

 

普通に叩くと振動は横に広がってしまう

スピーカーの周りをうまく囲むことで

振動を縦に体に送り込む

 

映画やゲームにより臨場感を出すアイテムとして研究が続いている

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●引っ張られる感覚を作り出す「ぶるなび3」

NTT厚木研究開発センタ:神奈川県厚木市が開発

「バーチャル犬の散歩」と黒くて丸い「ぶるなび3」

 

「ぶるなび3」を手に持ち、犬がいるバーチャル空間の前に立つ

すると特に引っ張られてもいないのに

画面の犬に引っ張られる気がする

 

NTTコミュニケーション科学基礎研究所:五味裕章によると

これまで引っ張られる感覚を

本当に引っ張らないで作り出すことはできなかった

 

「ぐるなび3」の中にはおもりが入っており、

ローラーの回転で一方には速く、一方にはゆっくり動く

人間は速い動きは感じやすく、遅い動きは感じにくい

速くとゆっくり動くを高速で繰り返すことで、

まるで一方にだけ引っ張られているかのように勘違いする

 

将来的に引っ張りながら道案内できるように研究している

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●手の動きを完全再現するゴム手袋

開発したのはバンドー化学

フィルム技術とゴムの加工技術を使い、

薄くて柔らかくてよく伸びるセンサーを開発

 

どれだけ伸びるかも測ることができ、

それと同じ動きをロボットに伝えて、同じ動きを再現させる

 

これまでは、同じように動きを再現するとき、

大掛かりな機械で読み込むタイプが一般的だった

 

すでにゴムセンサーは、asicsで採用されている

ウェアがどれだけ引っ張られるかを計測するのに使っている

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●声から感情が分かる「こころコンパス」

 

開発したのは、スマートメディカル株式会社

 

それは人の声から気分や感情を測る技術

 

3万8000件の音声サンプルを基に

人の声を音程、音量、調子、強弱、リズム、

声色、間隔、時間、話速、韻律の10項目に分けて分析

 

国籍や性別に関係なく喜び、怒り、落ち着き、悲しみの4つの感情の内、

その瞬間 どの感情が一番心を支配しているのか?秒単位で表示する

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●自己修復する電気配線

早稲田大学 理工学部:岩瀬英治の研究

 

金属ナノ粒子という非常に小さな金属の粒子が含まれた液体を

亀裂が入った電気配線に垂らし電圧をかけると、

亀裂の入った電気配線の部分に電気的な力が作用する

 

すると金属ナノ粒子に力が働き、

亀裂部分に粒子が集まり亀裂をつなげる

 

この現象を電界トラップという

 

粒子が分散した液体に電気配線を包むことで

断線しても勝手に修復してくれる電気配線が誕生する

 

一時的な修復するのではなく完全に修復できる

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ワールドビジネスサテライトで紹介

 

電力を制御するスイッチの役割を持つパワー半導体

開発したのは、早稲田大学 基幹理工学部 川原田洋 教授

 

3ミリ四方の基盤上に144個のパワー半導体が並ぶ

そのパワー半導体1個が絶える電圧は、1600ボルト

現在 主流のシリコンを使った半導体と比べると50倍以上の性能

 

高い電圧と電流が流れると熱が発生する

熱を逃がす性能が高い人工ダイヤモンドを使用している

 

これが実用化できれば、電力を効率よく使え、

省エネ性能を格段に高める事が出来ると期待されている

 

川原田氏いわく「ハイブリットカーや電気自動車など500ボルトの高電圧でモーターを回す駆動系、動力系に使いたい」

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