iPS細胞から造られたミニ肝臓を体内に入れて臓器化する治療法

今、日本にいる臓器移植希望者は1万4143人、

しかし移植を受けられるのは、わずか315人

 

横浜市立大学大学院 教授:谷口英樹が目指しているのは、

胚芽を送り込んで体の中で臓器化する治療法

 

世界で初めてiPS細胞から立体的なミニ肝臓が誕生させた

本物の肝臓にある複雑な血管も再現された

 

ミニ肝臓=iPS細胞から造る胚芽と呼ばれる肝臓の芽

 

ミニ肝臓をカテーテルで体内に大量に届ければ、

体の中で育ち、やがて傷んだ肝臓の細胞と置き換わる

肝臓病のマウスを使った実験の結果、

何も治療しないマウスの7割は、1か月後に死んでしまったが、

ミニ肝臓を移植したマウスの方は、9割が生き残った

現在、谷口は肝臓に限らず、

腎臓やすい臓など他の臓器でも研究を進めている

 

ミニ肝臓の臨床は、国立成育医療研究センターで行われる

そこは子供の肝臓移植の7割を行っている施設

 

実際の患者の治療には、患者1人にミニ肝臓が数万個必要と考えている

それを製造する施設として

横浜市立大学 先端医学科学研究センターを設立した

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